今週は、2days飲み会をこなした。ありえない。飲み会当日の朝、久しぶりに改札でぶつかりオジサンに遭遇したが、経験で無事避けられた。通報したかったが時間がなかった……去っていく背中を見て衝撃。そいつが着用していたジャケット背面がカート・コバーンとコートニー・ラブの仲睦まじい2ショットプリント。それもう二度と着んな！
2days飲み会に参加した……自分が成し得たこととは到底思えないものの、やり切りました。2日目に関しては「先に行ってるねー」の言葉もなく、飲み会参加の5人たちは残業するキムラに目もくれず店に向かう姿を横目で確認済。朝・昼・夜の3食ケンタッキーを食べたかのような胃のムカつきが押し寄せながら、これってもう家に帰っていいのでは？がよぎる、part1。
残業後。Googleマップでは5分で到着する表示が出ているにも関わらず、戦慄迷宮みたいな土地柄か15分以上たどり着かず、これってもう家に帰っていいのでは？がよぎる、part2。
かえりた〜い、かえりた〜い・・・でも自分の老後の生活は無事週末に決まったから。「時折繰り出すギャグは壊滅的につまらないながら日曜大工で椅子を作るのが大変得意で、自身の知らないことをマウント取らずに穏やかに教えてくれて、左にハンドル切る時は思いっきりの決断力を持った優しい三船敏郎」と老後を共に過ごすことが、確定している。今は帰りたい気持ちをグッと抑え、がんばって行くかとなれたよ。
着席してさっそく聞こえてきた会話は、
「駐妻いいなー。⚫︎⚫︎さんの家賃30てことは月収いくらくらい？」
「まぁ住居って月収の3分の1っていうから100くらいじゃん？」
さして略すべき箇所もないだろうに、「〜万円」の単位抜きで金額をあらわす言い方…30万円といえばよいところを30と省略するあえての表現は、飲み会に万円（←）しないでほしい。なんでしょうねこのイヤさ。あと、どうでもいいけど、仕事終わってもお金の話してんのなアンタたち…っていう。
なんか下世話な内容と一致してる表現だけど、何がこうもイヤな気分にさせるのかは、ぼやーっとしててつかめないのですが…。響きが持つ「業界感」というか、隠語めいていることかな。それは一端のイケイケ会社員が使う「今日"てっぺん"まで残業だわー」と称するイヤさにも似ている。
そして何よりも……お金の価値が一切排除されているのも嫌なのかも。
たとえば自分が親だったとして、子供に「おじいちゃんおばあちゃんからお年玉をいくらもらったの？」と質問をして返ってきた答えが「トータル2かな」だったら、ちょっと叱ると思うな。いや、ウソ。叱るというか、優しく諭す。そこには、お金を稼ぐことを重んじる姿勢や、もらった人たちへの感謝が表現に宿っていないからです。お金が成果物としてしか存在していないのってなんとなく悲しくなる感覚があるので、自分はちょっと忌避しているところがあるかも。え、自分だけかな。その場で「あなたたちの意見を聞かせていただけませんか？」とは聞けませんでした。
そんなわけで、ネット弁慶は、世界のミフネと穏やかに暮らします。あ、あと「植物大切にしそう」って印象を持たれるのニガテでした……実際は大切にできません。
今日初めて訪れてみた近所の少し洒落たラーメン屋さん（店長さん一人で切り盛り）で、キムラと同様に初めて訪れたと思わしきマダムが隣席にドスッと勢いよく座ったあと「塩スープ、海苔トッピング、メンマなし！メンマはなしね！」とちょっと怒ってる？くらいの張った声でメンマなしを強調した注文をスムーズに行っていたので、あーここ洒落テイストなラーメンなのにメンマ入ってるんだ？と思って聞いていたら、店長さんが「えーーっと……元々ラーメンにメンマは入ってませんので………」と申し訳なさそうに返答。えーーー！笑。いやいや。誰がどう聞いてもこのお店のラーメンにはメンマが入っている＆かつ初めて来られたとは思えないお客の感じだったよ。スゲー。なんだか元気出たよね。
